簿記3級は、知識ゼロの状態からでも十分に挑戦できる資格です。
最初は何もわからなくても、しっかりと勉強すれば合格ラインに達することができます。
私自身、簿記の知識は全くなく、さらに数学も苦手でしたが、コツコツと計画的に学習を進めることで、約1ヶ月半で合格することができました。
今回は、私が実際に行った学習方法や、効率よく合格に向けて進むためのコツをお伝えします。
特に「簿記は難しそう…」と感じている方や、数学が苦手で不安を抱えている方にも役立つ内容を盛り込んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。
簿記3級とは?
簿記3級は、企業や個人事業主の会計記録を扱うための基礎的な知識を学ぶ資格です。
経理や財務に関する初歩的なスキルが身につくため、ビジネスパーソンや学生だけでなく、主婦やフリーランスの方にも人気の資格です。
メリット
簿記3級の資格取得によって、以下のようなメリットがあります
- 会計や経理の基礎知識を習得
- 転職や就職に有利
- 自分のビジネスや副業に役立つ
試験概要と受験方法
受験形式
- ペーパー試験 全国の会場で年3回(6月、11月、2月)実施。記述式。
- ネット試験 2020年導入。コンピューターで受験し、全国の会場でいつでも受験可能。70点以上で合格、即時に採点結果がわかる。
受験費用 3,300円(税込)
合格基準 100点満点中70点以上で合格
簿記3級は、資格取得までの学習時間や費用も比較的少なく、仕事や日常生活に役立つ実践的なスキルが得られるため、多くの人にとって魅力的な資格です。
知識ゼロから合格までのロードマップ
まずは簿記の基礎を理解することから始めます。
YouTubeの動画を使って、基礎的な知識をしっかり学びましょう。
特に「仕訳」や「勘定科目」などの基本的な部分に焦点を当てて学習します。
まずはわからなくても一通り見て、その後2周目はわかる部分を飛ばして、わからないところを重点的に復習しました。
私が視聴していたのはこちらのチャンネルです。
【簿記・FP】独学ちゃんねる 桜田
次に、仕分けや勘定科目がを覚えたら、模擬試験問題集を解いて、試験の問題形式に慣れていきます。
まだ覚えきれていない仕分けや勘定科目は、紙に繰り返し書くことで記憶の定着に繋がります。
私は、こちらの8回分の模擬試験問題をそれぞれ2回ずつ解きました。
日商簿記検定 模擬試験問題集 3級
ネット試験を受ける方には、ネット試験体験プログラムを使って本番と同じ環境で模擬試験を受けることを強くおすすめします。このプログラムを受けていたから合格していたと言っても過言ではありません。
こちらのプログラムは60分の制限時間が表示されて、採点もしてくれるので、現在の自分の実力を把握できます。このプログラムは無料で体験できるので、本番に向けてしっかり準備を整えましょう。
効果的な学習のコツ
数学が苦手でも大丈夫!
簿記に必要な計算は基本的に四則演算のみで、難しい計算はありません。
私は数学が苦手ですが、簿記の計算は足し算、引き算、掛け算を繰り返すことが多いため、少しずつ進めばスムーズにできるようになります。また、苦手な部分は繰り返し学習することで理解が深まります。
効果的な学習法
復習をしっかり行うことで、理解を定着させ、試験前に自信を持つことができます。
私は以下の方法で効果的に復習しました。
- YouTubeの解説動画を繰り返し視聴する
動画を2周することで、理解を深めました。 - 模擬試験問題集で問題のパターンを覚える
模擬試験問題も各2回ずつ解く。2回目は1回目で間違えた問題を解いていきました。問題集を繰り返すことで試験の出題傾向や問題のパターンを覚えていきます。 - ネット試験を活用
実際の試験に近い形式で問題を解くことで、試験本番に向けた実力をつけました。
まとめ
簿記3級は知識ゼロでも努力次第で合格できる資格です。
私も全くの初心者からスタートしましたが、1ヶ月半の学習で無事に合格を果たすことができました。
ポイントは、基礎をしっかり押さえることと、過去問を繰り返し解くことです。
簿記3級は難しく感じるかもしれませんが、1ヶ月半の学習で十分合格が狙えます。
コツコツ学んでいけば必ず合格できるので、ぜひ挑戦してみてください。