函館の汐首山には、野生同然に暮らす馬たちがいます。
自然豊かな環境の中で、のびのびと生活する馬たちの姿は、とても癒される光景です。
今回は、そんな汐首山でたくましく生きる馬たちをご紹介します。
なぜ野生馬が?

インターネットでは「野生馬」と紹介されていることが多いのですが、詳しい情報を調べてもなかなか見つかりませんでした。そこで、函館市役所に直接訪ねてみました。
市役所の回答によると、これらの馬は野生ではなく、実際には飼い主がいるそうです。
市役所によると、ネットで話題になっていることから、馬を見に訪れる人が増えているものの、その地域は熊が出る可能性があり危険だとのこと。市としても、馬が放牧されている状況を迷惑に感じているという話でした。
私自身、登山を趣味としており、過去に3回ほど汐首山を訪れたことがあります。
今回この話を知って、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
馬に会いに行くことはおすすめできませんが、もし汐首山に登る際は、野生馬に会う軽いハイキング気分ではなく、しっかりとした登山の装備と準備をして訪れることをお勧めします。
放牧されている馬

ポニーなのか道産子(どさんこ)なのか、正直なところ私には見分けがつきませんが、全部で20頭ほどの馬がいました。皆、のんびりと草を食べていました。
馬たちは人懐っこく、近づいてくることもあります。

中には撫でさせてくれる馬もいましたが、そうでない馬も。
以前、乗馬を習った際に、「馬の後ろには絶対に立つな」と教わっていたので忠実に守りました。
放し飼いなので、やはり怖い(笑)

親子でしょうか。仔馬もいましたよ。可愛いですね〜

滞在中、ずっと私の後をついてくる馬もいて、思わず連れて帰りたくなりました(笑)
まとめ
汐首山には、自然の中で自由に暮らす馬たちがいますが、ここは観光地ではありません。
函館周辺では毎年熊の目撃情報が多くあります。
実際に、私の友人の中にも函館での登山中に熊と遭遇した人がいます。
市職員の方もおっしゃっていた通り、あまり訪問は推奨されていませんが、もし訪れる際はしっかりとした登山装備と心構えを持って、安全に登山を楽しんでください。
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